今年二つ目の上棟式
志布志に次いで今年二つ目となる幼稚園の上棟式。素人が見る図面上の大きさと実際の大きさとの落差に愕然とした。なによりも、ひなびた教会と司祭館跡地とその上空が巨大な鉄骨群に占拠されているようで、その変わりように驚いたからだ。なんだか、身の丈以上のことをやっているようで怖くなったほどだ。園長先生は「大丈夫です!本町地区で一番大きな建物になります!」とご満悦だったが。
神様の家屋
10時ちょうどに開式。子どもたちの聖歌の後でみことばの朗読。聖パウロのエフェソの教会の信徒への手紙。「兄弟の皆さん、従って、あなた方は、もはや外国人でも寄留者でもなく、聖なる民に属する者、神の家族であり使徒や預言者という土台の上に建てられています。その要石は、キリスト・イエスご自身であり、キリストにおいてこの建物全体は組み合わされて成長し、主における聖なる神殿となります。キリストにおいてあなたがたも共に建てられ、霊の働きによって神の住まいとなるのです」(2,19-22)。
神様の家を建てる大工さんになろう
皆さんは「建物」て何か分かりますね。みんなのお家も教会も、今建ててもらっている新しい幼稚園も建物です。このたくさんの鉄の柱がグラグラしたらどうなるでしょう。「たおれる!」そうですね。だから、こうしておじさんたちがたくさんのセメントで堅くしました。でも、今、読んでもらった聖書によると、もう一つのおうちがあります。それは世界中の人が住む地球というおうちです。そのおうちはセメントの上にできるおうちと違って、イエス様の上にできるおうちです。イエス様は、「みんなは神様の子どもです」と教えました。だから、私たちは一つの?・・・おおきな?・・・家族です。みんなが家族だから私たちは?・・・兄弟?・・・姉妹です。兄弟なら仲良くしなければなりません。家族は助け合って仲良くしなければなりません。皆さんはそんな大きなおうちを建てる大工さんになってください。子どもたちはピンとこなかったらしいが、大人たちは頷いていたというからよしとしよう。ともあれ、3月の完成が楽しみだ。