正月気分
正月気分がまだ抜けないのが子供たち。世の中は、とっくに正月気分も抜けてせわしい毎日がフル回転中というのに子供たちはいまだに羽根つきがやまない。これぞ子供の世界。「行くわよー」の掛け声に思わず「シャッターチャンス」と緊張したのに「ポロっ。」「あら。」それにしても、今のこの時代でも羽子板で遊ぶ子がいたことに驚いた。
子どもは一途
子供たちとサッカーをしていて「すごい」と思うののは子供たちの闘争心。「手はダメ」とNGを何度出してもハンセイする子はいない。隅に追いやったボールを足でかき出すように言ってもやはり手が出るのだ。とにかく、「自分のものにしたい」一心をワイルドに表現する。もう一つの特徴は、誰よりも遠くにけりだすことに情熱を燃やすこと。そんなワイルドなボール蹴りを楽しめない子もいる。というよりも、園長先生に「同情して」いるようにも思えていじらしい。「足だけなんだよね。」「そうだ、O君はさすがよく分っている。」「ボクと園長先生は気が合うみたいだね」だって!
70%の情報
幼稚園時代に子供たちは人生に必要な情報の70%を持っているという話を昔聞いたことがある。成長するというのは、そんなバラバラな情報を統合しながら自分の言葉にしていくという作業になる。さっきのO君との会話は、そんな子供の現実を見せつけるものだった。というよりも、O君は早くも人の気持ちを推し量るだけの力を持っているといえる。そんなO君は、モンテの園で過ごすのできっと本当の思いやりのある子に成長してくれるに違いない。あのやさしさが開花するのは楽しみだ。
久々にヒーロー登場
このところ元気がなかったボクのアイドルが元気に登場した。まるで、観衆に迎えられてリングに上がるヒーローのごとく腕を振りふりやる気満々で華麗に登場。そして、目の前で、あの短めの足を頭ほどにも高々と上げてこれまた華麗なキックを披露して自己アピール。あの一瞬を激写できなかったのが残念だった。すまし顔で立ち去る彼を呼び止めて再度のキックを懇願。園長先生の感動に周りが一斉に注目したものだから緊張したらしい。小ぶりのキックがかえって可愛かった。
パイロットクラブ
初めて耳にする名称にしばし、想像をたくましくした。飛行機のパイロットの奥さんたちで作る会のことで客室乗務員のキャンペーン。「あなたもCAに...。」ではなかった。パイロットは水先案内人のことで、要するに「率先して社会の役にたつお手伝いをするボランティア。」活動の中心は、「人間の脳は人間にとって大事なものだが壊れやすいので大事に守ってあげないといけない。」だから「ヘルメットをかぶって頭を守ろう。」とても分かりやすい。実際、数年前、6個の子供用ヘルメットの寄贈も受けたという。「来年も来ます!」と元気で明るい皆さんだった。