モンテッソーリ教育
2018.10.17
幼児の特性
モンテッソーリ女史が人間の中に見出したものに、「敏感期」という時期があります「敏感期」とは、全ての生物の幼少期に一定のことに対して感受性が特に敏感になる短い時期のことです。
その中でも“秩序”に対する敏感期は、生後数ヶ月から2才~3才の幼児に現れると女史は言っています。
例えばこのような事柄に出会ったことはないでしょうか。
- いつも決まった順番通りでないと気がすまない。(泣き出す)
- いつも同じ場所にあるものが違う場所に置いてあるのを嫌がる。
など、大人には何気ないことでも、子供は敏感に感じています。
幼稚園でも、誰にいわれなくても乱れたトイレのスリッパをきれいに並べたり、順番を楽しんだり、多くの場面に出会います。
敏感期のことを知っていれば、今まで不思議に思っていた子供の行動が「秩序の敏感期」なのだという見方に変わり、子育てにもっと発見や喜びが生まれてくるのではないでしょうか。
「敏感期」にはその他
「感覚の敏感期」「心の敏感期」「運動の敏感期」
「言語の敏感期」「数の敏感期」「文化の敏感期」などがあります。
運動
子供はいつも動いています。動いて筋肉を使って自分で自分を造っています。 特に3才から6才では、「意識して筋肉を
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人的環境
「環境」は、子どもが自立を確保するために出てくる力、エネルギーである「敏感期」に見合ったものであることが大切に
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物的環境
活動領域 子どもたちが自己選択して活動する領域は5つあります。 1.日常生活練習 2.感覚教育 3.言語教育
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感覚教育
3才~6才は感覚の敏感期といわれますが、この時期には感覚的体験を数多くすると同時に、そこで得た印象を整理し、さ
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言語教育
ことばは、自分の考えを人に伝えたり、考えるための道具として使ったりしながら、自分の生まれた民族の一員となるため
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数教育
子どもは日常生活の練習や感覚教育から体験した印象を、より抽象的・論理的思考を積み重ねていくうちに
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文化教育
人はより良い明日を目指すためにも、自分の属する社会の文化を身に付け、様々な価値を理解するよう努め なければなり
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コスミック(宇宙)教育
幼児も5~6才になりますと、宇宙・地球・いのちの全体像と個々について関心を持ち始めます。 宇宙教育について、マ
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