節分とは
節分は立春の前日で季節の変わり目め、つまり季節を分ける日。季節の変わり目といえば、他に立夏、立秋、立冬がある。寒い冬が終わり春がやってくると心もうきうきしてくる。受験生にはそれどころではないかもしれないが。ともあれ、暖かい春の到来は間違いなく新しい始まりであると言える。そんなことから、いつしか、立春は最も意義深い季節の変わり目として重んじられるようになったのは自然なことと言える。
豆まきはお祓い
大掃除をしたりして新年を迎える準備をしたりするように、豆まきも新しい季節の始まりに際しての一種のお祓いの一種かと理解した。米・麦・粟・稗(ひえ)・豆、いわゆる五穀には、古来、穀霊が宿るとされ、邪気を払う力があるとして重宝されたという。豆は、魔滅、魔の目と同音であるところから鬼の目を射ることで幸福を呼び込むという発想になる。キリスト教のように深刻な問題を深刻に捉えずに語呂合わせで解決するところが日本古来の信仰のおおらかさ。しかも、豆まきという楽しいイベントで幸運を祈願するというのも、これまた深刻でなくていい。*以上はスマホからのにわか知識。
鬼はそと-!
「おなかの中のどんな鬼を追いだしたいですか?」先生のインタビューが終わったかと思ったら、突然、ドロドロドロ-ンというおどろおどろしいい大音響とともに赤鬼と青鬼が登場すると子供たちは大パニック。中には泣き出す子もいて、隅のほうではまくのも忘れて先生にまとわりついている一団も。それでも、先生の掛け声で子どもたちの総反撃が始まると鬼は逃げ出しハッピーエンド。ともあれ、豆まきはそれほど楽しいものではなくて、BさんやCさんたちには恐怖だったよう。