志布志幼稚園に夢の新園舎、70名の子どもたちと祝った祝別式

感無量!

祝別式のあとの記念撮影

祝別式のあとの記念撮影

昨日引っ越したばかりの新園舎。感慨無量。思えば、25名の子どもたちで再会した15年ほど前の志布志幼稚園は、4つの園からなる学園本部からの多額の繰り入れで、ボクを含め5人での自転車操業。それでも2年後には50名に。順風かと思われたのも束の間。あれよあれよという間に元の木阿弥。そして、5年後、ボクは現場から手を引くことに。しかも、病気その他の事情で次々と園長が交代する悲劇に終止符を打ったのが信徒園長の起用。いろいろあって、ついに今日の日を迎えることができた。信徒園長はボクの期待に見事に応えてくれた。幼稚園スタッフも今では26名。夢のような話だ。そんなクロウの一杯詰まった新園舎にかわいい子どもたちがひしめいていた。

主人公は子どもたち

ホッコリする聖家族のステンドグラス

ホッコリする聖家族のステンドグラス

祝別式の福音はルカ18章16節「子どもたちを私のところに来させなさい。」洋の東西を問わず、自分の幼い子どもを祝福してほしいという思いは共通。沿道の人々が教皇フランシスコに触れてもらうために子どもをセキュリティーに手渡す光景を何度も見た。現役時代、若者たちと出かけたカトリック世界青年大会ブラジル大会での一コマだ。しかし、2000年前、イエス様が、弟子たちとある村に来たときのこと。「イエス様、この子に祝福を!」と何人もの父親が我が子を差し出したのだ。セキュリティー役の弟子たちは「ダメダメ!」と言って追い払った。そのときイエス様が言われたのが冒頭の言葉。「主人公は子どもたち。」カトリック幼稚園の理念がここにある。