「環境」は、子どもが自立を確保するために出てくる力、エネルギーである「敏感期」に見合ったものであることが大切になります。
子ども同士
「縦割り保育」はモンテッソーリ教育の特色の一つです。
クラスの中には3才・4才・5才児が混合されて入っており、とても温かい家庭的な雰囲気の中で幼稚園生活を送っています。
年長児は使命感を持って、弟・妹の年中・年少のお世話をしています。
そこには年少を思いやる心、敬う心が見られます。そして年中・年少は、年長児の姿にあこがれ、兄弟のように親しみを持ち、年長への尊敬の心が育っています。
兄弟の少ない子・ひとりっ子には、特に生きているようです。
保育の中にはほとんど毎日「横割り」即ち「同年齢」の時間もあり、そこでは体育活動・音楽活動・絵画活動が行われています。
教師と子ども
教師たちは、幼児一人ひとりに真剣にまごころをもって関わっています。
筋肉の動き(指先・手・腕・足・腰や五つの感覚)そして内面(心)の動き(興味・得て不得手)など一人ひとりの心身をよく観察し、心から関わって参ります。
その為、教職員全員が園内研修を大切にし、資格も取るように努力し、
・信望愛モンテッソーリ教師養成コースの勉強と研修
・定期的園内研修、モンテッソーリ教育法実施園相互交流
を通して園児たちを正しく観察し、正しく関われるよう励んでいます。